ぐうぜんのきろく

好きな音楽とひとの話

ジャグリングドラゴン ヒョウガという生き物の話。

 

ジャグリングドラゴン ヒョウガという、大道芸をする生き物がいる。

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この不思議な生き物との出会いは、2018年のうつのみや大道芸フェスティバルだった。

 

当時の推しを見て、その空き時間に、人がいなさそうで落ち着けるポイントを探して、たどり着いた東武宇都宮の屋上。そこに、音楽に合わせてジャグリングをしていた黄色い生き物がいた。

 

ゲームから飛び出てきたような外見、世界観で、YouTubeで日常的にゲーム実況を見る私は、心を鷲掴みにされた。

この黄色い生き物は、ドラゴンのようだ。世にも珍しいジャグリングをするドラゴン。

 

ジャグリングドラゴン ヒョウガ

本名 : 水沼 雹牙(みずぬま ひょうが)

年齢 : 17歳

種族 : イエロードラゴン

好物 : しらすおろし、黒はんぺん、みかん(皮ごと)、コカトリスの卵

ジャグリングドラゴン ヒョウガ公式ホームページより

 

公式プロフィールを見ると、氷属性のドラゴンで、17歳らしい。そして歳はとらないらしい。歳下なので、愛着を込めて"ヒョウガくん"と呼ばせて頂く。好物の地元愛感と、リアルとファンタジーの絶妙なライン引きにクスッと笑ってしまった。

 

ヒョウガくんは、わたしの好きな大石昌良が作詞・作曲・編曲した「ようこそジャパリパークへ」でディアボロをするし、DDRに入っていて、よく遊んだ「Butterfly」でシガーボックスをするし、その絶妙な選曲センスが最高で、その後ずっと気になる存在となっている。実は、初めて観た時、Butterflyが流れた瞬間、懐かしさのあまり、めちゃめちゃ笑った。

それと、つい最近、ボールの時の曲がレトロゲームの、ワギャンランドの曲なんじゃないかと気付いて、その選曲は流石に最高すぎるな、と思った。それと同時に、ヒョウガくん人間界に来たのいつなの、と、ふと疑問に思ったのでありました。歳をとらない17歳すごい。わたしよりも人間界を知っている。

 

わたしのいちばん好きな演目は、ボールである。音ハメが最高すぎるし、ヒョウガくんらしい可愛さが溢れに溢れている。ファン大歓喜の指差しがあるし、決めポーズも可愛くかっこいい。ボール自体凄いんだが、可愛さを振りまくだけの演目、といっても過言ではないと思う。凄いんだよ、とっても凄いんだけど、可愛さが強すぎて目が眩む。この演目の始まりが、最初に観た時と比べて、よりユーモアがある始まり方に変わってて、演目ってそうやって進化していくんだな、と思った。初音ミクの「Ievan Polkka」かな、それを使ってるのもまた、良い。

 

わたしが観に行ったのは覚えてる限りだと、前述の18年のうつのみや大道芸が始まりで、18年デザフェスvol.48、19年ソラマチ大道芸カウントダウン、19年大道芸ワールドカップin静岡。浜松が拠点のようなので、関東で沢山は観ることができない。なので、観るたびに何か新しいことがあって、構成も少し変わってたりして、毎回わくわくしながら観に行っている。

 

ヒョウガくんのメインは、シガーボックスである。

テトリスをモチーフにしたシガーボックスだったり(ドラゴンボックスというらしい)、LEDパネルがついたシガーボックスだったり(かっきーボックスというらしい)、ただのシガーボックスではない、めちゃめちゃ面白い演目がある。

これらは実際に足を運んでほしい。観に行ってほしい。絶対に後悔させない。

凄いと思う本当に。この2つの演目の時は特に、ヒョウガくんがドラゴンということを忘れるほど、技に引き込まれる。かっきーボックスの演目、LED系っておそらく、ひとつのミスも許されない訳で、それを毎回毎回、確実に決めてくるヒョウガくんは、はちゃめちゃにかっこいい。

ヒョウガくんは可愛いだけじゃないぞ。

そして今、ふと、普通のシガーボックス観たことないな、と気付き笑った。

 

ヒョウガくんはゆるキャラとしても活躍しており、ゆるキャラグランプリにも出場しているそう。我が栃木県のゆるキャラたちとも共演することがあるんだろうか。ヒョウガくんが出演する、ゆるキャラ関係のイベントにも、今後、機会があれば行きたいと思っている。

 

また関東にパフォーマンスしに来てほしいな。

これからも長く応援していきたい。