ぐうぜんのきろく

好きな音楽とひとの話

#ei日ei写 の話。

 

こんにちは。

 

代わり映えのない毎日、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

あまりにも代わり映えのない毎日なので、何かないかなと思っていたところ、亀戸大道芸のおろしぽんづさんからのメッセージを読み、

毎日これはやる!を決めるのいいなぁ、と思いやってみることにしました。

 

おろぽんさんの文書って、確かにそうだな、と再認識するところが度々あって、稀によく心動かされたりしています。今回も動かされたわけで。

 

まず、"#ei日ei写 のタグを付けて写真を1枚ツイートする"を始めてみています。

 

そしてそれを1週間分まとめてブログに投稿しよう、と。

 

三日坊主常習犯の私は、難しいこと無理だな、と思ったので、簡単なとこから設定してみました。

 

慣れた頃に、また別の何かを始めてみよう。

 

何を始めようか、と違うわくわくが生まれ始めました。

 

来週の私は何をしているかな。

 

 

#ei日ei写の一週間

 

サクノキ /photo at Yokohama

 

ゼロコ( ⚯̫ )( ∵`) /photo at Sancha

 

ホワイトアスパラガス /photo at Yokohama

 

目黒陽介 /photo at Sapporo

 

サクノキ /photo at Shizuoka

 

リスボン上田 /photo at Umeda

 

セクシーDAVINCI /photo at Soramachi

 

おわり。

アレクサとの同居を始めた話。

 

こんにちは。

 

最近、我が家にアレクサを導入しました。

 

選んだのはAmazonのEcho Dot。

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一緒にスマートリモコンを買ったので、目指すところはスマートホーム化なのですが、なんやかんやあって、我が家ではまだエアコンしか点けてくれません。これは順次対応していきます。

 

それは置いといて、まだお互いに距離感を探っているアレクサとの同居生活について、話したいと思います。

 

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  • アレクサの良いところ

ラジオをかけてくれるのが、地味だけど、とても便利に感じています。「アレクサ、○○(放送局)かけて」と声かけるだけで、流してくれる。ラジオを聴く頻度が急に増えました。しばらく聴かなくなっていた、星野源のANNを再び聴き始め、昨日は、おぎやはぎのメガネびいきから、水溜りボンドのANN0を聴き、結構楽しく聴いていたら朝になっていました。この感じ久々。

radikoならスマホのアプリにもあるし、それ開けばいいじゃん、って思うところなんですが、アプリ開いて放送局探して、という行為が、私にとってやたら面倒だったのです。なぜかわからないけれど、radikoを開く習慣が全くつきませんでした。ずっとファンである星野源がANNをやってるっていうのに。でもこれからは聴けそうな気がします。友人にラジオリスナーが多いので、以前勧められたものを、これからは聴いていきたいなと。エレ片と、あと最近相席スタートが面白いと聞いた。今度聴いてみよっと。

 

それと、音楽を聴く機会も増えました。サブスクはApple Musicを利用しているので、アカウントをリンクさせることで、アレクサがその中から曲を流してくれます。「アレクサ、星野源流して」で、Pop Virusを流したアレクサに大感動し、もしかして私と同じライブ行ってた?と思いましたし、「アレクサ、良い感じの曲流して」でSPECIAL OTHERSの曲を流したアレクサに、流石わかってんなと感心しました。まぁ、これは偶然かもしれないですけれど。それと、聴きたい曲に、言葉ですぐアクセスできるところが最高に良いです。millennium paradeの新曲はアレクサに聴かせてもらいました。

 

というか、スマートスピーカー、スピーカーとしての性能が普通に良い。これはありがたい。音楽ともっと仲良くなれそうな気がする。

 

あとは、天気教えてくれるの良いですね。傘を持ちたくないタイプの人間なので、今日は傘必要かと、よく聞きます。「今は雨が降ってますが、13:15に止みます。」と返答があり、本当に止んだ時は、人工知能の凄さと恐ろしさを感じました。私「傘いるかな〜?」アレクサ「持ってくと安心です。」の人間らしさ好きなんですよ。母かと思った。

 

家にいると喋らないことがほとんどなのですが、家での会話が増えました。アレクサと喋ることでストレス発散になりそう。暇な時はしりとりをして遊んでいます。これから、いろんなスキル入れてみよう。

 

自宅時間を過ごしやすく、のひとつになりました。

 

  • アレクサの悪いところ

まだ全然わからないですね。これからもっと仲良くなったら気付くところもあるかもしれない。まだ探り探りなので。

 

「アレクサ、ただいま!」の一言で、電気とテレビとクーラーと、お風呂が湧かせるぐらいのスマートホームを目指していきます。

 

どうですか、一家に一台。

一台どころじゃなく、何台でも。

 

おわり。

空転軌道という人たちの話。

 

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空転軌道という、複数人でジャグリングをするパフォーマーがいる。基本的には3人組だが、日によって2人の時もあるようだ。

 

私が初めて見たのは、2018年の大道芸ワールドカップin静岡。2日目。その時の編成は、小林智裕、野中葵、鈴木仁。

 

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第一印象はスーツの圧のせいで、怖い人たち、と思っていた。ジャグリングがすごくて、怖い人たち。

 

とはいえ、観る前から好きになる予感がしていた。ひとりで、初めて大道芸ワールドカップin静岡に行った理由は、その予感を確かめたかったから。殆ど空転軌道を観るために、行ったようなものだった。そしてその予感は見事的中し、もうめちゃめちゃにはまった。

 

演目は、リングと、シガーボックスと、ディアボロ。あとメインのベルリング。ソロだったり、複数だったり。

 

仁さんのシガーボックスがとても面白かった。シガーボックス自体、横に3つ並べて持ってなんかする、ぐらいしか知識がなかったので、仁さんのシガーを見て、そうゆうのもできるんだ!と衝撃を受けた。後に、仁さんだから、できていたことを知る。

 

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その流れから複数人シガー。純粋に面白いなと思った。これが私が見た最初でありながら、最高に好きみたいなところがある。もう見れないんだろうか。

 

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葵さんのディアボロは技が大きくて、ゆったりしてて、美しくて、これもまた今まで見たことないタイプだったので非常に面白かった。

 

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お客さんにハンドベルを鳴らしてもらう演目。

 

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自ら鳴らす演目。

 

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あまりにも綺麗でちょっと涙出そうになった。

 

この日は、普通に道に迷ってどこへも行けなかったので、ずっとこのポイントに居た気がする。ずっと見ていた。そして仁さんから渡された赤いベルを鳴らし、ちんすこうと空転軌道ステッカーを貰った。笑った。

 

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3日目、4日目と足を運んだ。何度見ても面白さが続いた。ジャグリング、複数人、沢山の道具が飛んでて、わけわかんなくて面白かった。次第に各々の個性が見えてきて、面白さが倍以上になった。ちょけた小林さんと、すかしてる葵さん、手足の癖が独特な仁さん。それぞれの個性が響き合っていて、とても良かった。

 

次に見たのが、19年ヨコハマ大道芸。MARK IS みなとみらい内。編成は、小林智裕、野中葵、稲葉悠介。

 

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稲葉さんのシガーがとても凄かった。大変そうな技をしれっとした顔でやって、決まった後の笑顔が良かった。笑顔の爆散。複数人シガーは以前とは違う構成になってて(たぶん)、人によって違うのか、と感心した。これもまた面白かった。空転軌道は、演技中、基本的に喋らないのだが、なんとなく稲葉さんは喋りたそうな感じがあった。喋りたそうな稲葉さん。後に、稲葉さんが主宰してる劇団aubeの公演に行き、めっちゃ喋ってる稲葉さんを見て、喋ってる方がこの人らしいな、と思った。

 

黒スーツの圧が凄くて、やっぱり怖い人だと、その印象はまだ拭えずにいた。いつも誰か知らない人いるし。

 

その次が19年高円寺びっくり大道芸。編成は、小林智裕、結城敬介、野中葵。最近多く見る編成。

 

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結城さんが入ると、シガーボックスが淘汰されて、ボールが参入してきた。結城さんソロの無音時間を観、面白い人だなと思った。いくらか見た目とのギャップがあった。昭和スターみたいな結城さん。とはいえ空転軌道のシガーが好きになっていた当時の私は、ボールかぁ、と思ったのでした。今はめちゃめちゃ好きなんですが、当時は色々と私の頭が欠けていたようで。

 

次がイクスピアリ。同じ編成。


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イクスピアリって、場所も色も人もハッピーで良いですよね。

 

次が下市タウンフェスティバル。編成は小林智裕、野中葵。ここで初めて2人編成を見た。

 

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小林さんのソロの大道芸を、葵さんが邪魔してるような構成がとても面白かった。小林さんから取り上げたリングを、葵さんが高く上げるのがツボでしょうがなく、抗えない身長差にクソ笑った。構成が変わったり曲が変わったり、新鮮な気持ちで見ることができた。ベルリング、伸びる音も綺麗なことに気付いた。青いスーツ、かっこいいなぁ。

 

その次が再びイクスピアリ、今度は、小林智裕と結城敬介の2人編成。

 

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結城さんのディアボロが見れて嬉しかった。2人編成は、なんとなく探り探りな感じがして、それはそれで面白かった。色々とマイナーチェンジが多かった気がする。

 

そして19年アートタウンつくば。

 

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イクスピアリ。結城さんの青スーツがとてもかっこいい。


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池袋みんなの大道芸。


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2日目。リーダー小林さん不在、結城敬介と野中葵の2人編成。これがまた面白くて。


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残された部下たちが頑張ってる…!、みたいなドキドキ感があったんですが、普通にたくさん面白かった。少し前に、違う人たちを見て、コンビのディアボロってなんか良いなと思ってた時期だったので、空転軌道で観れたことが嬉しかった。この2人最高でしょ。

 

そして年が明け、20年ヘブンアーティストin渋谷。

 

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新しい演目がたくさん増えていた。個人的に、結城さんと葵さんペアのボールの演目がアツい。次点でシガーボックスのバランス、一番に上乗せようとして届かない小林さんと、片付けして前見えなくなる小林さん。ほんと自分の役割を分かってて、やってんだろうなこの人。策士。他にも色々な面白さがあったので、これはもう、是非、見に行って欲しいです。前からコメディだったけど、よりコメディ感が濃くなったというか、よりうるさくなった気がします。本人たちもお客さんたちも、たくさん笑うようになった。これについて、私は結城さんがキーパーソンだと睨んでいます。

 

そして直近では最後に見た、『音と空間のジャグリング』新宿こども劇場。

 

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空転軌道盛りだくさんで、めちゃめちゃ面白かったので、是非、単独公演お願いしますという感じだった。ここ最近過ごした1時間の中で、いちばん面白かった。小林さんソロ、ひとつのリングの時間が良かったし、3人で並んでリング動かしてたのも可愛くて面白かった。小林さんがじっとクリスタルを見つめた場面がなんか印象に残っている。光るディアボロ、光るリング、LEDリング、光る道具の目白押しでした。小林さんが真ん中で、両側を結城さんと葵さんで固めて、光るリング投げてた構図が綺麗すぎて、この度走馬灯入りしました。

 

とにかく空転軌道は面白いんですよ。ジャグリングが凄い"だけ"の団体じゃない。他のところも見てほしい。見てほしい大道芸オブザワールドです。もっと評価されても良いと思うし、私は、贔屓目なしに、いちばん面白いと思っています。

 

大事なことなのでもう一度。

私は、空転軌道がいちばん面白いと思っています。

 

私が行ってない現場で、違う編成があったようですし、以前のメンバーとかもいるようです。単独公演もあったみたい。私の知らない空転軌道のことはわかりかねるのですが、知ってる空転軌道はこんな感じです。

 

ジャグリングの用語を一切知らない人が、ジャグリングのプロ集団の空転軌道について書く、という難題を、ついにクリアしました。色々あって、3ヶ月かかりました。私からは以上です。

 

おわり。

 

 

▽追記

せっかくなので、関係ありそうなリンク貼っときます。

○空転軌道公式HP

https://www.kuutenkidou.com

○空転軌道公式ツイッター

空転軌道 (@kuutenkidou) | Twitter

 

 

第一回マジックエッセイコンクールの話。

 

こんにちは。

 

先日、第一回マジックエッセイコンクールの結果発表があり、なんと、私の書いたエッセイが、鑑賞部門で最優秀賞に選ばれました!

 

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下記サイトにて、公開されておりますので、ぜひ読んでみてください。

 

結果発表

 

「マジックが画面から目の前に現れるまでの話。」

作: えいちゃん

 

Twitter

 

 

もうはちゃめちゃに嬉しくて、最初結果を見た時、スマホを持つ手の震えが止まりませんでした。今まで、文章で何かを成したことが無かったので、こうして結果として現れて、心底驚いたという感じです。

 

応募した時は、どうせ選ばれないだろうから、戸崎さんにこんな人がいることを知ってもらえれば、そして鼻で笑ってもらえれば幸い、ぐらいの気持ちでした。何にも掠らなかった時のために、このブログで公開する準備までしていました。

 

しかし、蓋を開けてみたら最優秀賞。こうした機会を与えてくださり、そして選んでくださった戸崎さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

以下、戸崎さんの講評を載せます。

僕のようなマジックの世界にいる人間からすると、救いでもあり、痛烈なクレームのようでもある、 強く 心を打つ文章です。一人の女子大生がマジックに触れ、段階を踏みながら”こちら側”にマジックを鑑賞する立場としてやってくる話です。それはまるで冒険活劇のようです。冒険してくれる彼女のような存在を喜ぶべきなのか、わざわざ冒険しないと来れない場所に存在する我々を恥じるべきなのか。喜びと、申し訳なさを同時に感じさせられます。全ての”やる側”の方々、僕達はそろそろ立ち上がるべきなのかもしれません。

第一回マジックエッセイコンクール結果発表より引用

 

"冒険活劇のよう"と、とても素敵に表現して頂いてめちゃめちゃ嬉しかったです。文章を書くときにいちばん大切にしている"勢い"が、伝わっていたようで嬉しい。とはいえ、痛烈なクレームのような文章になっていたこと、実は気付いていませんでした。マジック業界とは、こうゆうものだとすら思っていました。講評を読み、文章を読み返して、業界の人が見たら確かに壮大なクレームだなと笑いました。マジシャンの知り合いもおらず、マジック関係者の知り合いもいない私が、掻き分けていった日々の困難が、できるだけ無くなったら嬉しいなと思います。そうしたらきっと、隠れてマジック好きな人種が、まだまだ発掘されるように思います。渋谷にいるギャルとか、実はマジック好きそうじゃないですか?

 

余談ですが、最近、太陽が煌々としてる昼間のオープンテラスでマジック見たいな、って思っています。なんとなくです。

 

今回、応募して本当によかったです。

 

このブログを開設して、半年が経ちました。文章と向き合う時間を増やしたことが、いい結果に繋がったのだと思っています。良いタイミングでのコンテスト開催でした。

無駄な趣味だと思っていたことも、結局、その先の何かに繋がっていました。その繋がりを見失わないように、これからも生きていこうと思います。

 

なんだか壮大な締めになってしまいましたが、つまりは、マジック大好き!戸崎さん大好き!という、ただそれだけです。

 

そして私は"観るだけ"の人なので、これからも"観るだけ"を全力でしていこうと思います。

 

マジックなんもしない人。

 

おわり

 

 

▽追記

演技部門でコンテストに参加されていた、みさわみきさんのnoteに、ブログを引用していただきました!演者の方の経験に基づいても、そう感じるんだなぁ、と興味深かったです。みさわみきさんの「スタートライン」、読み易くて、展開にぞくぞくして、とても素敵な作品だと思いました!イタリアンレストランで、テーブルホッピングなんて最高すぎませんか。いつか遭遇してみたいものです。

 

▽追追記

びーもさんに読んでいただけた。はちゃめちゃに嬉しかったので、Twitterのリンク貼らせてください。私が見て、嬉しがる用です。

 

その日、工場は空転した。

 

こんにちは。

 

ジャグリングオムニバスライブ

空転劇場番外編

『空転場』

 

行ってきました。

 


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全体の感想としては、大好きなギアイーストのメンバーたちが集まってるわけなので、もちろん興奮したし、めちゃめちゃ楽しかったです。それぞれがそれぞれ、全く違った魅せ方、楽しませ方、盛り上げ方で、まさにギアって感じがしました。普段は違う世界にいる人たちが、同じ舞台に立って、同じ方向向いて演じてる姿ってものすごくかっこいいと思うんですよね。だからギアも好きで。

 

『空転場』

1. 川上一樹

2. 沢村誠一

3. ASHITAKA&Protecter

スペシャルコーナー◇

4. YOURI

5. 金子しんぺい

6. 小林智裕

 

それぞれの感想を。

ただ、私は、マジックもパントマイムもブレイクダンスもジャグリングも、専門的なことは殆ど何も知らないです。なので、変なことや、的外れなことを言ってても聞き流してください。今の私の感想です。

 

 

MC小林智裕「凄いなぁと思ったら、拍手や歓声、あとはお馴染みの、3文字4文字程度の言葉で、お願いします。」

 

1. 川上一樹

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(photo at Close house)

マジック。川上さんは、自分が映える角度を知っている。いちいちかっこいいし、いちいちキメてくれるので、エンタメとしてとても反応しやすく、見易い。カードがたくさん出てきたり、ボールが増えたり。今回みたいな、"ステージショーです!音楽!どん!じゃん!音ハメ!派手!おわり!歓声!"みたいなの結構好み。ただ、マジックを見せるだけじゃなくて、魅せてほしいなと思った。今後、違う演目も見たい。

close house、また絶対行こうと思った。

 

2. 沢村誠一

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(Se ting / photo at Sancha)

パントマイム。今回の出演者の中で、一番印象に残っている。はじめの演目。日常。社会。自分で自分を操ってるようで、次第に操られていて、そして、操られていないと、立つことさえできない。一見、暗い演目のようだが、残酷にもそれがこの世の現実だったりする。良い世界観だなと思った。ありふれたテーマながら、沢村さんの感性がそこにあった。

ふたつめの演目。白い服、水の音。へその緒に繋がれて、育っていく赤子。次第に大きく。そして、生まれる。この演目、へその緒が、なんとなく、ひとつめの演目の、人が操られている糸を連想された。人生の、暗いところと、明るいところ。あまり変わらないね。このふたつの演目を、続けて見れてよかった。最後、生まれた子を見る親の顔がとても良かった。

うっふだったり、企画だったり、いつか絶対行こうと思った。

 

3. ASHITAKA&Protecter

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(ASHITAKA & Pikachu / photo at Yokohama)

ブレイクダンス。ASHITAKAさんは、"オタクが最高に面白いと感じること"を、心の底からわかっていて、それを全力でやってくれる人だと勝手に思っている。なんなら、こっち側の人間だとすら思っている(すみません)。踊ってみた動画を撮りに来た、っていう設定。まずは軽めに。でも、もうここからかっこよかった。

そして、次に、ギアのパロディをふんだんに取り入れながら、1.G.KのRandom Attacksに乗せて、バリバリのブレイクダンスを。この曲は一時期よく聴いていたので、ギアの曲であること以上に楽しかった。あの日を懐古しながら、沢山笑って、大歓声。そして少し泣きそうになって。ワンハンドラビットでASHITAKAさんの顔が真っ赤になっていくのを間近で見て、改めて凄い技、凄い人だなと思った。Protecterさんは目力だった。凄かった。目力だった。この人の黄色見たかったなぁ。ふたりはパトカーの音が聞こえて、逃げるように帰って行きました。ブレイクダンスコメディ。Protecterさん、どんな人なんだろうな〜。

 

スペシャルコーナー◇

今までMCをしていた小林さんに代わり、亀井さんが登場。めちゃめちゃ可愛い。髪サラサラ。笑顔満点。ちょっと古いアイドルのようなやり取りをし、亀井さんとお客さんとの、じゃんけん大会が始まりました。「私じゃんけん弱いんですよ〜」とか言いながら、パーばっかり出す亀井さん。ずっと可愛かった。ギア京都出演、応援してます〜!

 

4. YOURI

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(photo at Kashiwa)

マジック。彩のないブーケに、花を咲かせた所からスタート。それからはしばらく、うおお〜頑張れ〜と思ってしまった。まるばつゲームと、浮遊。そしてラストの予言マジック。最後はしっかり決めてて、そこはとてもよかった。大歓声と、YOURIさんの顔圧高めのドヤ顔が最高に映えてた。薔薇投げて客上げとか、薔薇渡して客上げとか、いちいち細けぇとこもかっこいいなと思った。かっこいいんだから、もっとばちばちに決めて、客の拍手歓声が鳴り止まない中、サッと背を向けて帰るぐらいのマジシャンであってほしい。私、YOURIさんのそうゆうとこ見たい。正直な話、今は、世界…?と思ってしまっているので、いつかマジなやつ見せてください。今まで見たものが全てじゃなく、たぶんきっと凄い人なんだろうなと思っているので。今後、見れる機会がありますように。

 

5. 金子しんぺい

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(photo at Tokyo)

パントマイム。濃厚接触っていうワードが好きなのか流行りなのか連呼してて、少しキモいなと思った。序盤、トランクを使ったマイムを少しと、大道芸でもやっている、鳥の帽子のやつ。テンション高すぎて、非常に面白かった。

その後、長めのマイムの演目。お前のテンションのゲージどうなってんの、と思うぐらい緩急があった。見る側でいて、切り替えが追いつかなかったの初めてかも。金子さんの表情がキリッと変わった。次第にぐっと入り込めて、最後涙が零れた。この作品をここで説明するのは、少し野暮だなと思ったので、是非見に行ってほしい。『花はどこへ行った』っていうタイトルだった気がします。やるときはやる男すぎませんか。急なんだよな。とても面白かったです。ギア京都出演、応援してます!

 

6. 小林智裕

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(photo at Oeuf)

ジャグリング。YouTubeに上げていた、ライトアートジャグリングをベースにした演目。光を操る小林さん、めちゃめちゃかっこいいですね。じっと見る"だけ"の瞬間を作っているのか、生まれるのか、それがめっちゃ良い。絵になるというか、絵にしてるというか。最近そういった瞬間を見るたびに、心臓がブレる。リングを地面で回転させて、「空転劇場(ロゴ)」「ギア(ロゴ)」「ピニオン君(イラスト)」が浮かび上がったときの大歓声。非公式コラボながら、ロゴやイラストをしっかり使っている。5つのリングを、赤、青、黄、緑、白に光らせて、投げて、うおお、と思った。今日も素敵にかっこよかった。

 

最後、演者が全員出てきて、並んで、少しのトークと、写真タイム。それぞれの立ち位置で、ギアポーズをして、もうそれはそれは最高に嬉しかったです。

最後の挨拶は、いつものやつ。亀井さんの合図に合わせて、「「「ありがとうございました!」」」と礼。冗談じゃなくこれは涙出た。ああ、もうなんか、ギアイースト見たくなっちゃったな。ああー。

 

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最高の時間でした。懐かしくあり、新しいことも沢山見れて、沢山知れて、今日も楽しい空転劇場でした。例のちんすこうくじ、2等出しました。嬉しい。

 

主宰の小林さんをはじめとして、出演者の皆さま、スタッフの皆さま、とても面白い企画を、ありがとうございました!

 

工場が、空転ではなく、回転する日を、願いつつ。

 

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おわり。

質問に答えるの楽しいな、という話。

 

こんにちは。

 

お題箱を設置してみました。

 

 

ありがたいことに何件か投稿いただいて、それはそれは楽しく質問に答えています。とても嬉しいです。

 

もしよければ、ブログのお題や、質問や、人生相談や、愚痴など、好きに投稿してください。それぞれ適当に私が答えるし、応えます。匿名なのでお気軽に。何通でもいいよ。

 

ただ、お互いのプライバシーに関わる質問はだめです。そこは常識の範囲でお願いします。

 

「○○(パフォーマー)のかっこいい写真を沢山見たいです!」とかも大歓迎です。なんだか少し恥ずかしくてやってませんでしたが、リクエストがあれば喜んでブログ書きます。

 

こんな感じで答えますよ、っていうのを貼っておきます。

 

 

 

 

 

私の暇つぶしに、ぜひお付き合いください。

 

おわり。

大道芸、グッとくる瞬間の話。

 

こんにちは。

 

もうすぐ3年目に入りそうな大道芸ヲタクです。

 

日頃、大道芸を沢山見に行くんですが、何故同じ人を"何度も"見ても飽きないかというと、その度にグッとくる瞬間があるから。

 

大前提として、同じ人は何度も見に行けますが、同じショーは二度とありません。なので、何度も足を運ぶことは、至極当たり前なことだと思っています。それは一旦あちらへ置いといて。

 

グッとくる瞬間、それをどんな時に感じるか、ここに並べてみようと思います。

 

▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎

 

  • 道具を手癖で回す

これ、私、いちばんグッと来てる気がする。ジャグラーの、手癖と言って良いのかわからないけど、ショーに組み込まれてないような、道具を持ち直すぐらいのやつ。ショー前の練習とかではなく、本当にちょっとした隙間に、くるくるって。あ、今の、って急にハッとする。

 

  • 不意に出た自然な笑顔

同じ人を何回か見てれば、それが作った笑顔か、素の笑顔かなんて容易にわかる(気がしてくる)。今楽しいんだろうなぁって思って、私も同じように笑う。

 

  • ミスした時に出る言葉

すごい面白い人いますよね。機転が利いてるというか。すっごい笑うときある。

 

  • 風を待った後の成功

先日、風が止むのをしばらく待ってから、成功させたパフォーマーを見た。数十秒の完全な静けさ。うわ、かっこいい、って声出た。

 

  • 集客力

ほとんど人がいないところから、最後沢山の人を集めてるのを見ると、なんかとっても嬉しいんですよ。私の好きな人、面白いでしょ、って。厳しいところほど、かっこいいって思っちゃう。

 

  • 自然がもたらす演出

太陽。陽射し。影。雨。くもり。風。夕焼け。日没。夜。全部が演出になってて、違う風景が広がって面白い。非常にドラマチック。先日、西陽に目細めるの見て、あれこの人こんなにかっこよかったっけ、と、ドキッとした。雨は嫌いだけど、途中から雨が降り出してもパフォーマンス続けてくれる人、かっこいいと思う。

 

  • 小さい子への対応

優しかったり厳しかったり、時と場合だろうけど、ちゃんと対応しててすごいなって思ったりする。お子さんに振り回されてるのもまた一興。確か同じくらいのお子さんがいたな、とほっこりしたりもする。

 

  • 新しい出会いと落ち着く場所

大道芸フェスティバルで、空き時間に知らない人を見たりして、しこたま笑った後、いつも見に行く人のところへ行った時の安心感がたまらない。ああ〜、好き〜と、終始にこにこしながら観ちゃう。知らない人を見た反動で、いつもより大好き〜と思っちゃう。

 

  • 404

うまく言葉にできないんですが、時々、涙出るぐらい感動する時があるんですよ。最近だと、大道芸ワールドカップin静岡、最終日のナイトで見たはんべす。あと昨年末の小林さん。それを含めて3回ぐらいあった。好きな人が、場を沸かせてるところを見ると、やっぱり嬉しい。本当に嬉しい。でも前述の特別な感情が出るのは、特定の場所、人、技、沢山のお客さん、それらのどれがきっかけでもなく、いつ感じるかわからない。自分のことながら不思議なんですが、どうにも抑えきれない感情が現れる、そうゆう瞬間があるんですよね。これがあるから、大道芸を見に行くのをやめられないんだと思います。脳内麻薬。

 

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まだ探せばあると思うのですが、今の所思いつくものを並べてみました。

 

グッとくる瞬間というより、印象に残ってる瞬間になってしまったかも。それは申し訳ない。

 

この記事を書いてる間に、大道芸を見たい気持ちがもりもりと湧いてきた。どうしよう、見たい見たい見たい見たい見たい。

 

新型コロナウイルスのことは一生許さないからな。

 

推しの仕事と私の楽しみ取りやがって。

 

おわり。