ぐうぜんのきろく

好きな音楽とひとの話

第一回マジックエッセイコンクールの話。

 

こんにちは。

 

先日、第一回マジックエッセイコンクールの結果発表があり、なんと、私の書いたエッセイが、鑑賞部門で最優秀賞に選ばれました!

 

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下記サイトにて、公開されておりますので、ぜひ読んでみてください。

 

結果発表

 

「マジックが画面から目の前に現れるまでの話。」

作: えいちゃん

 

Twitter

 

 

もうはちゃめちゃに嬉しくて、最初結果を見た時、スマホを持つ手の震えが止まりませんでした。今まで、文章で何かを成したことが無かったので、こうして結果として現れて、心底驚いたという感じです。

 

応募した時は、どうせ選ばれないだろうから、戸崎さんにこんな人がいることを知ってもらえれば、そして鼻で笑ってもらえれば幸い、ぐらいの気持ちでした。何にも掠らなかった時のために、このブログで公開する準備までしていました。

 

しかし、蓋を開けてみたら最優秀賞。こうした機会を与えてくださり、そして選んでくださった戸崎さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

以下、戸崎さんの講評を載せます。

僕のようなマジックの世界にいる人間からすると、救いでもあり、痛烈なクレームのようでもある、 強く 心を打つ文章です。一人の女子大生がマジックに触れ、段階を踏みながら”こちら側”にマジックを鑑賞する立場としてやってくる話です。それはまるで冒険活劇のようです。冒険してくれる彼女のような存在を喜ぶべきなのか、わざわざ冒険しないと来れない場所に存在する我々を恥じるべきなのか。喜びと、申し訳なさを同時に感じさせられます。全ての”やる側”の方々、僕達はそろそろ立ち上がるべきなのかもしれません。

第一回マジックエッセイコンクール結果発表より引用

 

"冒険活劇のよう"と、とても素敵に表現して頂いてめちゃめちゃ嬉しかったです。文章を書くときにいちばん大切にしている"勢い"が、伝わっていたようで嬉しい。とはいえ、痛烈なクレームのような文章になっていたこと、実は気付いていませんでした。マジック業界とは、こうゆうものだとすら思っていました。講評を読み、文章を読み返して、業界の人が見たら確かに壮大なクレームだなと笑いました。マジシャンの知り合いもおらず、マジック関係者の知り合いもいない私が、掻き分けていった日々の困難が、できるだけ無くなったら嬉しいなと思います。そうしたらきっと、隠れてマジック好きな人種が、まだまだ発掘されるように思います。渋谷にいるギャルとか、実はマジック好きそうじゃないですか?

 

余談ですが、最近、太陽が煌々としてる昼間のオープンテラスでマジック見たいな、って思っています。なんとなくです。

 

今回、応募して本当によかったです。

 

このブログを開設して、半年が経ちました。文章と向き合う時間を増やしたことが、いい結果に繋がったのだと思っています。良いタイミングでのコンテスト開催でした。

無駄な趣味だと思っていたことも、結局、その先の何かに繋がっていました。その繋がりを見失わないように、これからも生きていこうと思います。

 

なんだか壮大な締めになってしまいましたが、つまりは、マジック大好き!戸崎さん大好き!という、ただそれだけです。

 

そして私は"観るだけ"の人なので、これからも"観るだけ"を全力でしていこうと思います。

 

マジックなんもしない人。

 

おわり

 

 

▽追記

演技部門でコンテストに参加されていた、みさわみきさんのnoteに、ブログを引用していただきました!演者の方の経験に基づいても、そう感じるんだなぁ、と興味深かったです。みさわみきさんの「スタートライン」、読み易くて、展開にぞくぞくして、とても素敵な作品だと思いました!イタリアンレストランで、テーブルホッピングなんて最高すぎませんか。いつか遭遇してみたいものです。

 

▽追追記

びーもさんに読んでいただけた。はちゃめちゃに嬉しかったので、Twitterのリンク貼らせてください。私が見て、嬉しがる用です。