ぐうぜんのきろく

好きな音楽とひとの話

その日、工場は空転した。

 

こんにちは。

 

ジャグリングオムニバスライブ

空転劇場番外編

『空転場』

 

行ってきました。

 


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全体の感想としては、大好きなギアイーストのメンバーたちが集まってるわけなので、もちろん興奮したし、めちゃめちゃ楽しかったです。それぞれがそれぞれ、全く違った魅せ方、楽しませ方、盛り上げ方で、まさにギアって感じがしました。普段は違う世界にいる人たちが、同じ舞台に立って、同じ方向向いて演じてる姿ってものすごくかっこいいと思うんですよね。だからギアも好きで。

 

『空転場』

1. 川上一樹

2. 沢村誠一

3. ASHITAKA&Protecter

スペシャルコーナー◇

4. YOURI

5. 金子しんぺい

6. 小林智裕

 

それぞれの感想を。

ただ、私は、マジックもパントマイムもブレイクダンスもジャグリングも、専門的なことは殆ど何も知らないです。なので、変なことや、的外れなことを言ってても聞き流してください。今の私の感想です。

 

 

MC小林智裕「凄いなぁと思ったら、拍手や歓声、あとはお馴染みの、3文字4文字程度の言葉で、お願いします。」

 

1. 川上一樹

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(photo at Close house)

マジック。川上さんは、自分が映える角度を知っている。いちいちかっこいいし、いちいちキメてくれるので、エンタメとしてとても反応しやすく、見易い。カードがたくさん出てきたり、ボールが増えたり。今回みたいな、"ステージショーです!音楽!どん!じゃん!音ハメ!派手!おわり!歓声!"みたいなの結構好み。ただ、マジックを見せるだけじゃなくて、魅せてほしいなと思った。今後、違う演目も見たい。

close house、また絶対行こうと思った。

 

2. 沢村誠一

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(Se ting / photo at Sancha)

パントマイム。今回の出演者の中で、一番印象に残っている。はじめの演目。日常。社会。自分で自分を操ってるようで、次第に操られていて、そして、操られていないと、立つことさえできない。一見、暗い演目のようだが、残酷にもそれがこの世の現実だったりする。良い世界観だなと思った。ありふれたテーマながら、沢村さんの感性がそこにあった。

ふたつめの演目。白い服、水の音。へその緒に繋がれて、育っていく赤子。次第に大きく。そして、生まれる。この演目、へその緒が、なんとなく、ひとつめの演目の、人が操られている糸を連想された。人生の、暗いところと、明るいところ。あまり変わらないね。このふたつの演目を、続けて見れてよかった。最後、生まれた子を見る親の顔がとても良かった。

うっふだったり、企画だったり、いつか絶対行こうと思った。

 

3. ASHITAKA&Protecter

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(ASHITAKA & Pikachu / photo at Yokohama)

ブレイクダンス。ASHITAKAさんは、"オタクが最高に面白いと感じること"を、心の底からわかっていて、それを全力でやってくれる人だと勝手に思っている。なんなら、こっち側の人間だとすら思っている(すみません)。踊ってみた動画を撮りに来た、っていう設定。まずは軽めに。でも、もうここからかっこよかった。

そして、次に、ギアのパロディをふんだんに取り入れながら、1.G.KのRandom Attacksに乗せて、バリバリのブレイクダンスを。この曲は一時期よく聴いていたので、ギアの曲であること以上に楽しかった。あの日を懐古しながら、沢山笑って、大歓声。そして少し泣きそうになって。ワンハンドラビットでASHITAKAさんの顔が真っ赤になっていくのを間近で見て、改めて凄い技、凄い人だなと思った。Protecterさんは目力だった。凄かった。目力だった。この人の黄色見たかったなぁ。ふたりはパトカーの音が聞こえて、逃げるように帰って行きました。ブレイクダンスコメディ。Protecterさん、どんな人なんだろうな〜。

 

スペシャルコーナー◇

今までMCをしていた小林さんに代わり、亀井さんが登場。めちゃめちゃ可愛い。髪サラサラ。笑顔満点。ちょっと古いアイドルのようなやり取りをし、亀井さんとお客さんとの、じゃんけん大会が始まりました。「私じゃんけん弱いんですよ〜」とか言いながら、パーばっかり出す亀井さん。ずっと可愛かった。ギア京都出演、応援してます〜!

 

4. YOURI

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(photo at Kashiwa)

マジック。彩のないブーケに、花を咲かせた所からスタート。それからはしばらく、うおお〜頑張れ〜と思ってしまった。まるばつゲームと、浮遊。そしてラストの予言マジック。最後はしっかり決めてて、そこはとてもよかった。大歓声と、YOURIさんの顔圧高めのドヤ顔が最高に映えてた。薔薇投げて客上げとか、薔薇渡して客上げとか、いちいち細けぇとこもかっこいいなと思った。かっこいいんだから、もっとばちばちに決めて、客の拍手歓声が鳴り止まない中、サッと背を向けて帰るぐらいのマジシャンであってほしい。私、YOURIさんのそうゆうとこ見たい。正直な話、今は、世界…?と思ってしまっているので、いつかマジなやつ見せてください。今まで見たものが全てじゃなく、たぶんきっと凄い人なんだろうなと思っているので。今後、見れる機会がありますように。

 

5. 金子しんぺい

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(photo at Tokyo)

パントマイム。濃厚接触っていうワードが好きなのか流行りなのか連呼してて、少しキモいなと思った。序盤、トランクを使ったマイムを少しと、大道芸でもやっている、鳥の帽子のやつ。テンション高すぎて、非常に面白かった。

その後、長めのマイムの演目。お前のテンションのゲージどうなってんの、と思うぐらい緩急があった。見る側でいて、切り替えが追いつかなかったの初めてかも。金子さんの表情がキリッと変わった。次第にぐっと入り込めて、最後涙が零れた。この作品をここで説明するのは、少し野暮だなと思ったので、是非見に行ってほしい。『花はどこへ行った』っていうタイトルだった気がします。やるときはやる男すぎませんか。急なんだよな。とても面白かったです。ギア京都出演、応援してます!

 

6. 小林智裕

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(photo at Oeuf)

ジャグリング。YouTubeに上げていた、ライトアートジャグリングをベースにした演目。光を操る小林さん、めちゃめちゃかっこいいですね。じっと見る"だけ"の瞬間を作っているのか、生まれるのか、それがめっちゃ良い。絵になるというか、絵にしてるというか。最近そういった瞬間を見るたびに、心臓がブレる。リングを地面で回転させて、「空転劇場(ロゴ)」「ギア(ロゴ)」「ピニオン君(イラスト)」が浮かび上がったときの大歓声。非公式コラボながら、ロゴやイラストをしっかり使っている。5つのリングを、赤、青、黄、緑、白に光らせて、投げて、うおお、と思った。今日も素敵にかっこよかった。

 

最後、演者が全員出てきて、並んで、少しのトークと、写真タイム。それぞれの立ち位置で、ギアポーズをして、もうそれはそれは最高に嬉しかったです。

最後の挨拶は、いつものやつ。亀井さんの合図に合わせて、「「「ありがとうございました!」」」と礼。冗談じゃなくこれは涙出た。ああ、もうなんか、ギアイースト見たくなっちゃったな。ああー。

 

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最高の時間でした。懐かしくあり、新しいことも沢山見れて、沢山知れて、今日も楽しい空転劇場でした。例のちんすこうくじ、2等出しました。嬉しい。

 

主宰の小林さんをはじめとして、出演者の皆さま、スタッフの皆さま、とても面白い企画を、ありがとうございました!

 

工場が、空転ではなく、回転する日を、願いつつ。

 

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おわり。