ぐうぜんのきろく

好きな音楽とひとの話

イーストはメンテ中、ギア京都を観た話。

<いくらかネタバレのようなものを含むので、未見の方はご注意ください。>

 

こんにちは。

 

ギア京都に行ってきました。

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去年の11月にギアイーストに関する記事を書いたことが自分の中できっかけとなり、それから3ヶ月後、やっと行ってきました。

 

関西方面に行く時は、ふたつ以上の目的がある時、という自分ルールを決めているのですが、今回は、京都で『ギア』を観るという目的と同時に、大阪で『CLONES』という舞台を観ることも目的でした。CLONESの日程、その日のギアのキャスト。「来い」、と言われてる気がしました。

 

ギアという作品自体は、去年の9月のギアイースト以来、ギア京都は去年の7月以来です。

 

或る時期は毎週のように観ていたギアなのに、約半年も経ってしまうなんてなぁ、と少し感傷に浸ったりしました。

 

2/8、ギア。キャストは大熊さん、達矢さん、安東さん、松田さん、リスボンさん。

 

京都ギアを観に行くと、必ずリスボンさんがいて、ものすごい安心感がある。そしてドールは安東さん。以前リスボンさんから聞いて、ずっと気になっていたバトン×デビルが観れる日なのでは…!とテンションが上がる。

 

劇場に少し早く着いてしまったので、古着屋さんを巡る。あの辺、古着屋さん多くて凄く楽しい。或るお店で店員さんと沢山お話をしていたら、開演15分前。

 

劇場に急ぎ、階段を上がり、受付へ。予約フォームを利用していたので名前を言い、お金を払い、チケットを受け取る。後方上手側でした。初めて座る場所、どんな景色が見えるんだろうと心躍った。

 

座席に腰を下ろし、開演を待つ。この日は団体様がいたようだ。いつもより騒がしい客席に、今日はとりわけ楽しくなりそうだな、と思いながら、早めにスマホの電源を切り、ギアの世界に浸る。

 

スタッフさんが出てきて、様々な説明をしてくれる。このスタッフさんの説明を聞くたび、素晴らしいなと思うし、6人目のキャストだと思っている。今日のスタッフさんは、「かつて」からの空気の変え方がとても良かった。

 

じわじわと暗くなり、開演。

 

プロジェクションマッピング、そして始業のベルが鳴る。赤ロボ、黄ロボ、緑ロボ、青ロボが出てくる。何故かそれだけで涙が溢れそうになった。ギアイーストのキャストが重なって見えてしまった。あまり良くない見方だ、と思って振り払おうとするが、見えるものは二重、三重。それからしばらく、好きなロボの、好きな場面が走馬灯のように過ぎる。

 

黄ロボと赤ロボのソロが終わり、青ロボのソロに差し掛かった。松田さんの合図とともに、いつもの曲からめちゃくちゃかっこいい曲に変わり、チャイナリング。なにそれ。チャイナリングやるなんて知らなかった。しかも曲も、やばい、物凄くかっこいい…!と松田さんに釘付けになった。MATSUDA'S SHOWTIMEだ…と少し諦めたような、非常に高揚した気持ちになった。この辺りから、ブレて見えていたイーストの記憶が、綺麗に晴れた気がした。忘れることはないけど、うまく消化できた気がした。京都の今を観なきゃいけないと思った。

 

そういえば、去年の2月に初めてギア京都に来た時、観た青ロボキャストの中でいちばんハマったの、松田さんだったなぁと思い出した。私の好きのブレなさに驚く。

 

青ロボのソロが終わり、緑ソロ。ソロが変わる場面、星の嵐みたいな照明が、座席後方から見たら、あまりにも綺麗だった。今まで綺麗だとは思っていたが、こんなにも綺麗だと思ったことはなかった。

 

リスボンさん、クリスタル、そしてデビルスティック。リスボンさんのデビル面白いなぁとしみじみ見ていたら、ドールが出てくる。いつものように遊んでいるようだが、ふとしたタイミングでデビルがドールの手に渡る。ドールから緑ロボへ、またドールへのやり取りを見て、そしてデビルをバトンのようにくるくる回すドールを見て、いつになく興奮した。そしてデビルが二本に増え、ドールと緑ロボのシンクロ。こうゆうのすっごい好き。エモ、と思った。ふたりともとても楽しそうで。興奮していて詳しいことを覚えていないので、またこの組み合わせを観に行かなきゃと思った。

 

そしてドールソロ。ラストへ向かう。カラフルな星空に手を伸ばすシーンが、とても綺麗だった。この時、ドールの脚を見ちゃうのは私だけじゃないはず。

 

工場が壊れる。動かなくなったロボロイド、そしてドールが残される。

 

ドールと同じように、めちゃめちゃ泣いた。全てが尊くて、止まってしまったことが嫌で、もっともっと続いて欲しいと思った。

 

祈る。

 

終演。カーテンコール。

 

最後の最後だけ、またイーストを思い出してしまい、倍泣いた。重なるよね。もうここの場面見るたびに、思い出して泣いてしまうんだろうなぁ。

 

帰り、グッズ売り場に大きな缶バッジがあったのでふたつ買ったら、バレンタインデーのチョコを貰った。知らなかったのでめっちゃ嬉しかった。そして缶バッジのガチャガチャをやったら、シークレットが出た。今日はいい日だ。

 

次の日、2/9もギアに訪れたのだが、私がその日のドール、游さんのガチファンというのもあり、冷静な思考ができなかったため、感想は割愛します。マチソワ行きました。尊いオブザイヤー。

3000回転おめでとうチケットで行きました。ちなみに缶バッジのガチャガチャはシークレットでした。出すぎ。

 

ギアは京都で確かに回っていて、どんどん進化していて、凄い舞台だなぁと改めて感じました。

 

イーストも、また回る日を祈っています。

 

あぁ、空転工場が楽しみだなぁ。

 

おわり