ぐうぜんのきろく

好きな音楽とひとの話

大道芸の写真を撮るひと。

 

静岡の余韻がすごい。夢のような4日間、プレビューショーも入れたら5日間の華やかな時間が終わってしまい、クソみたいな日常に戻ってきました。これからの楽しみは静岡で撮った写真の整理をして、Twitterに上げることぐらいですかね。それもちゃんとやるかどうかわからないですが。

 

大道芸の写真をよく撮ります。カメラを始めてから1年ちょっとなので、まだまだですが、その1年ちょっとで考えてきたことを残しておこうかなと。使ってるカメラはCanon EOS Kiss X9i。

カメラを始めた当初、望遠レンズが好きでした。ブロマイドっぽい、ヲタクみたいな写真を量産して楽しんではすぐ飽きました。かっこいいで終わる写真はつまらない。でもそのおかげで望遠レンズがとても得意になったので、良かったなと思ってます。その後、望遠レンズを一度封印して、標準縛りをしました。

これが結構苦しい日々でした。そもそもキットレンズの標準レンズだから、いろいろと耐えなかった。写真撮る事がつまらなくなるのも嫌だったので、何か新しいことを、と目をつけたのがCanon EF50mm f1.8の単焦点。中望遠。これ、すごく良かった。大道芸撮るにあたって、ズームレンズって必須なんですよ。こっちの位置が固定で、演者が動くから。周りを見てもズームレンズしかいない。そんな中で、このレンズは0か100かの写真が撮れる。画角においても、f値においても。博打みたいなレンズ。これがものすごく楽しかった。明るいレンズなのでナイトショーでも重宝しています。これにはまだ飽きてないんですが、ここに作風が収束してしまうのもあれだなと思ったのでまたこれを一度封印し、次はまた標準レンズに挑戦しようと思いました。ちなみに、これのおかげでカメラに詳しくなれたというか、やっと大学の授業で習った光学系の理論とカメラの理論が一致したのでした。

f1.8に慣れてしまったいま、キットレンズの標準レンズには戻れなかった。だからもう買ってしまえと思って、f2.8通しの標準レンズを買った。SIGMA 18-50mm f2.8。やはりいい写真がめちゃめちゃ撮れる。この頃考えてたのが、パフォーマーとお客さんの関係性を撮れないかと考えていた。でも私は他人様の顔をむやみに写すのが苦手というか嫌いで、なんなら撮りたくない。肖像権侵害したくない。あとでモザイクかけるの大変だし。プロのカメラマンじゃないし。さてどうするかと思って結構な時間が経った。しばらくして、パフォーマーの目線や表情で、全てがわかる写真がたまたま撮れて、これだ、と思った。私が目指す写真はここにある。いまのところ。

目指す先がわかったが、このレンズが重たくて体調を崩すほどなので、ここぞという時にしか出さないことにした。最近Canon EF-S 24mm f2.8を買った。街撮りパンケーキレンズ。体調が良くなった。

 

この流れがとても良かったので、これから大道芸撮影を始めるという人にもおすすめしたい。全て比較的安価で揃うレンズです。EF 50mm f1.8は撒き餌レンズと言われてるらしく、1万ちょっとなのでめちゃめちゃおすすめです。いろいろと広がるから。そして、レンズの沼に引きずり込まれる。

ただ、私の得意が望遠側にあるだけで、人それぞれ得意な画角があるし、使用シーンも違うので、結局は自分の得意を知る事が大切みたいです。いずれ広角側も得意になりたいので、新しいレンズ買うか迷っています。魚眼でも買ってみようかな。

 

私はカメラマンでもなんでもなく、ただ趣味で撮っています。なのでプライドとかもなんもなく、人生楽しければいいと思っている。パフォーマーに迷惑がかからなければいい。ただ、パフォーマーの方に写真が渡り、それがとあるフェスのパフォーマー紹介の写真に使われていたりするのを見ると、やっぱり嬉しい。Twitterとかも本当に嬉しい。道行く人に言って回りたいもんね。言わないですけど。

もっと写真をたくさん撮って歴を伸ばし、ただの趣味ながらもステップアップしていければと思っています。

 

ちょっと語りが恥ずかしくなってきたので、突然非公開にするかもしれませんが、今日のところは、そんな感じで。