ぐうぜんのきろく

好きな音楽とひとの話

【TENKAI】という謎のマジック部屋に行ってきた話。

 

12/8、初めてOSMANDに行きました。その時の記事がこちらです。

 

12/28、次は、TENKAIに足を踏み入れてみました。

 

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予約など、友人に全てお任せしたので、詳細は何もわかりませんが、行ってきました。

正直な話、今でもTENKAIって何?と思ってます。ショーの時間もよくわかってなかった。終電だけ気にしてた。地方民なので。

 

良いマジシャンを見つけるセンスにおいて、全幅の信頼を寄せている我が友人。その友人が良いと言っていたマジシャンがSANTA。これはもう観なきゃいけないって事でしょ、と思って観に行きました。私、その辺が、くそほどちょろいので。パフォーマンス界隈に関しては、驚きのフッ軽具合。それは自分でも驚くほどに。

 

今回の出演者は、高橋匠と、SANTA。

 

高橋匠、一度見ただけでは、ヤバさが急すぎてよくわかんなかったから、もう一回観たいな、と思っていた。ちょうど良い日があった。

 

場所はOSMANDの建物の3F。エレベーターから出て、まっすぐ先にある一室。目立った看板はないようだ。こーれはひとりでは来れん、と思った。連れてきてくれた友人、ラブ。もうあなたなしでは、私、生きていけない。扉も開けてくれたし。

 

入った瞬間からSANTAさんがいらっしゃって、ご挨拶しました。初めまして。そして、かわいいお姉さんがバーカウンターにいる。このお姉さんがドリンク作ってるんだろうか。そしたらお酒が倍美味しい。プレミアムモルツを頼んだ。

 

SANTAさん、ショータイムとか関係なしに、軽くマジックを見せてくれました。もう凄い。もうここでわたしが今まで見たマジックを軽く超えてきた。興奮が止まらなく、友達に感動を沢山喋った。

私「え、これまだショー始まってないよね?」

不確定要素をこっちに委ねられたように思わせるマジックが、たまらなく好きだなと気づいた。それ、私が凄いことない?みたいなマジック。

 

一番前に座らせてもらって、膝 to 机みたいな距離感の中見るカードマジックは、本気でヤバい。こうゆう場所でカードマジックを見たかった。ずっと。ずっと。やっと、念願叶う。

 

ゲストも増えてきて、ショータイム。

 

SANTA。アリクイやサメなど、可愛い子たちを使ったマジック。可愛いものに囲まれて、えぐいマジックをしていた。

なんだろう、マジックって、マジックやってるな、って瞬間あるじゃないですか。どんなマジシャンでも。こればかりは私の体感の話なんですが、この人のマジックは、知らないうちに始まっていて、まさかと気づいた時には、全てが完結していた。そして残された、あらゆる不思議の集合体。

きっとその中に技術が詰め込まれているんだろうけど、気付かせないスタイリッシュさというか、なんともスマートだなと。そんな感じを受けた。

本気で嫌いな人の名前を書いたカード、ひと思いに燃やすか悩んでいます。あのまま沈んでくれてても、よかったのに。

 

高橋匠。前回よりは頭の中が忙しくなく、気持ちの余裕を持ちながら観れた。とはいえ全てが急。どう考えてもカード消してるし出してる。技術がえぐい。無理。そのうえ、所々の小ネタが可愛い。こりゃ見た目とのギャップ萌えだ。負けた。

 

終わった後、SANTAと高橋匠のマジックの掛け合いなどが行われていた。あまり見ない掛け合いだったので、ずっと見ていたかった。

 

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外国人のゲストにリクエストされて、匠さんがコインとカードを合わせたマジックを披露していた。カードがコインになり、コインがカードになった。は?と思った。この人、カードだけじゃなく、コインも出せんの?やばくない?

 

1部2部の入れ替えの時間。後ろ髪を引かれながらTENKAIを後にした。あとちょっと家が近ければ、2部も観れるんだけどなー。惜しくも遠かった。

 

TENKAI、思ってたより刺激的な場所だった。

なんとも面白い場所を知ってしまった。

また友人に連れてってもらお。

 

おわり